プロジェクト モルックス 3
モルックとの出会いから数ヶ月がたった。しかし杉浦は何もできずにいた。1万円は杉浦にとってどうすることもできない大金だった。
気分転換で立ち寄ったホームセンターであるものが杉浦の目に止まった。
杭(くい)だった。
「これだ!」
なんの変哲もない一本の長い杭だったが、杉浦にはこれがモルックに見えた。しかもカットも有料だがやってくれるという。
杉浦の目に輝きが戻っていた…。
続く…
モルックとの出会いから数ヶ月がたった。しかし杉浦は何もできずにいた。1万円は杉浦にとってどうすることもできない大金だった。
気分転換で立ち寄ったホームセンターであるものが杉浦の目に止まった。
杭(くい)だった。
「これだ!」
なんの変哲もない一本の長い杭だったが、杉浦にはこれがモルックに見えた。しかもカットも有料だがやってくれるという。
杉浦の目に輝きが戻っていた…。
続く…