モルックを1000円で作成する
なぜモルックを自作するのか
最近テレビなどでもちょいちょい見かけるようになってきたモルック。 ちょっと遊んでみたいと思っても結構いいお値段です(8,000円くらい)。ずっと使うならいいんですが1,2回遊んでそれっきり…なんてことを考えるとちょっとためらってしまいますよね。 そこで手間をかけずに安くモルックを作ったのでご紹介します。 制作費1000円以下、制作時間1時間程度でできます。 手間をかければもっとステキなものが作れると思いますが、まずは遊んでみて楽しむことのほうが大切ではないでしょうか? 実際、僕は毎週仲間たちと遊んでますが必要十分です。
材料及び道具
杭
ホームセンターで購入。カーマホームセンターで税込602円でした。
本物の太さは5.5cm。5.5cmの杭は売ってないので5cmを購入。6cmのほうが立てるとき安定して良いかも。長さは180cm。 色はお好みでオッケー。ほとんどひび割れがあるけど、なるべくひび割れの少ないものを。
ノコギリ
杭をカットするのに必要。 直線のカットはホームセンターでもやってくれます(カーマでは1カット50円でした)。ただしホームセンターでは斜めのカットはやってくれないのでノコギリは必須。 持ってない場合は用意してください(100均でも売ってるらしいです)。 僕は電動ノコギリ持っている知人にお願いしました。
油性ペン
モルックに数字を書くために必要。
作成手順
設計図
ホームセンターの杭一本でできるように緻密な設計図を引いてみました。
あまり緻密ではない
木材のカット1
直線のカットはホームセンターで切ってもらうと楽。カーマでは1カット50円でした。
【240mm 6本】
倒される方の棒になります。コレを後から自分で斜めに切って全部で12本にします。245mmにすると本物と同じ長さになりますが杭1本で作るために微妙に短く240mmにしました。
【225mm 1本】
投げる方の棒です。これは本物と同じ長さ。
全部で7回カットが必要になります。で350円ですが、なぜか200円にまけてくれました。優しい! ケチるなら自分で切るのもいいけど早いし正確なのでおまかせしたほうが楽だと思います。杭の先の尖った部分は不要なので処分してもらいました。
木材のカット2
240mmの棒を真ん中で斜めに切って2本にします。全部で12本作ります。 45度でキッチリ2等分にするべきですが、面倒くさいのでエイヤッとやっちゃいました。
結果長さや角度は不揃いになりましたが遊ぶのに支障はありません。
電動ノコギリを使ったので5分ほどで終わりましたが、手動で行うと結構手間がかかると思います。 ケガをしないように十分注意して作業してください。
番号の記入
油性ペンでスキットルの斜めの面に1から12の番号を記入します。 視認できればオッケーです。僕は10,11,12の高得点スキットルは赤で目立つようにしてみました。
側面にも番号を書いておくと倒れたスキットルを並べるとき何気に便利です。スキットルの底には並べ方がわかるよう記入してみました。
こんなのも作った
距離をはかるくん
投げる距離3.5mを簡単に測るために使用。
1mごとに目印をつけてあるので8mを一発で倒したぜ!とか凄さを数値化することも可能。あと練習には有用ではないかと思います。 材料は麻ひもとネームタグを100均で購入。220円。
あとメジャーも買いました
完成。実際は先端と終端にペットボトルがつくのでペットボトルは2本必要です
両端は四角い空きペットボトルで。モルッカーリの代用にもなります(笑)。
3.5メートルのネームタグのところにスキットルを並べます。便利。
得点板
一緒にモルックで遊ぶ知人が作ってくれました。 1から50のマスにマグネットで現在の得点がわかるようにします。プレイヤーだけでなく、ギャラリーにも現在の得点状況がわかるため盛り上がります。 材料はすべて100均だけで作ったということなので制作費は数百円です。 デザインがどこかでみた感じなので一応モザイク(笑)
最後に
手間をかければもっと良いものも作れると思います。僕も最初はペーパーかけてニス塗って…とか考えてましたが、これで十分楽しいです。
本格的にやってみたいと思ってから本物を購入したらよいのではと思います。まずは多くの人にモルックの楽しさを知ってほしいです。
人はなぜゴルフをするのか?
2021/03/01
僕はあまりゴルフはしません。別に嫌いというわけではないけど特別好きというわけでもない。ショートコースにお付き合いでたまに行くけど、本コースはお断りするぐらいの距離感。
僕ぐらいの年代の人はゴルフ好きが多いですね。朝早くでかけてコース回ったり、打ちっぱなしで練習したり。なんでですかね?ずーっと疑問だったんです。
「人はなぜゴルフをするのか?」
ゴルフを楽しむ人たちにとって永遠のテーマであろうその問に、僕はついに答えを見つけてしまったので今日はその報告をします。
先日、仕事の仲間6人でパークゴルフに行ってきました。
パークゴルフっていうのは、パターゴルフに似てる遊びで、ほぼほぼパターゴルフなんだけど、クラブもボールも独自のものを使うという違いがあります。
パターゴルフでいいじゃん、と思うけど職場からパークゴルフ場が近いこともあり、たまに遊びに行きます。
で、このパークゴルフで「人はなぜゴルフをするのか?」の答えを見つけました。
動画を作成したのでよかったら見てください。
プロジェクト モルックス 10
家族を巻き込んだテストプレイでモルックの安全性を確認した杉浦。モルックの普及を確信した瞬間だった。
その後のモルックの普及は目覚ましかった。
4月1日。昭和の森キャンプ場でのモルック。衆人の前で杉浦、中根、森がデモプレイを披露。注目を浴びる。
4月15日。プロモーター河村と手を組みエキシビジョン大会を実施。
この大会ではある男が参加していた。桐山である。このときはまだ無名の存在だったがこの大会をきっかけに世界に羽ばたいていく。
後のモルッキング桐山である。
そしてついに杉浦の想いが悠久の時を経て形になろうとしていた。
以上!
最後までお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
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プロジェクト モルックス 9
テストプレイ。
モルックは危険な遊びではない。しかし安全であることを証明するためにはテストが必要だ。
杉浦の頭には多くの友人知人の顔が浮かんだ。しかし、仲間たちを危険に会わせるわけにはいかない。そして、杉浦が選んだのは…家族。苦渋の決断だった。
杉浦は妻と娘に協力を依頼し庄内緑地公園で実際に試してみた。
楽しかった…。
ここから怒涛のモルックの普及が始まっていく。
続く…
プロジェクト モルックス 8
一本また一本と斜めにカットしていく。木材がモルックに変わっていく。杉浦の夢が少しずつ形をなしていく瞬間だった。
危険な作業なので最後まで気が抜けない。しかし杉浦は間違いなく成功すると確信していた。
最後の一本のカットが終わったとき、杉浦は号泣していた。
そしてそれは中根も同じだった…。
そしてついにモルックは完成した…。
続く…
プロジェクト モルックス 7
杉浦の同僚に中根という男がいた。相談してみると中根はなんと電動ノコギリを持っていた。
「これだ!」
暗闇の中に一筋の光明が見えた気がした。
しかし電動ノコギリであっても木材を斜めに切ることは危険だった。
「危険すぎる!」
中根が首を縦に振ることはなかった。
細い蜘蛛の糸であっても今はこれにしがみつくしかない。危険はわかっていたがモルック普及のため、杉浦は中根を説得し続けた。
杉浦は毎日中根に頭を下げた。
そしてついに中根が、折れた…。
続く…
プロジェクト モルックス 6
苦悩の日々が続いた。
まっすぐ切れば今すぐにでもモルックで遊べる。しかしそれは杉浦にとってもはやモルックではなかった。
斜めカット、斜めカット…考えても考えても事態は一向に進展しなかった。
続く…